
世界中の多くのウェブサイトで使われているCMS「WordPress」の本体に見つかった深刻な欠陥をめぐり、修正パッチの公開から間もなく、わずか24時間で約6万3,000回もの攻撃の試みが観測されたと、セキュリティ専門メディアのThe Hacker Newsが報じました。
問題の欠陥は、WordPress本体のバージョン4.7から7.1.3までが影響を受けるとされる「リモートコード実行(RCE)」です。RCEとは、外部の第三者がインターネット越しに、サーバー上で好きなプログラムを動かせてしまう状態を指し、セキュリティホールの中でも特に危険な部類です。なお、この欠陥にはCVE(脆弱性に付けられる世界共通の識別番号)がまだ割り当てられていないと伝えられています。
攻撃者は、修正パッチが公開されると、その内容から欠陥の場所を割り出して、まだ更新していないサイトを狙うことがよくあります。今回も、パッチ公開の直後に攻撃の試みが急増しており、更新の遅れがそのままリスクになる典型的な状況です。
サイトを運営している方は、まず管理画面でWordPressのバージョンを確認し、最新の修正版へ更新してください。自動更新を有効にしている場合でも、適用済みかどうかを念のため確かめると安心です。あわせて、使っていないプラグインやテーマの整理、バックアップの取得、管理者アカウントのパスワード見直しも行っておきましょう。
具体的な影響範囲や修正版の番号などの詳細は、WordPress公式の告知をご確認ください。
出典: The Hacker News「WordPress RCE Flaw Draws Nearly 63,000 Attack Attempts in Just 24 Hours」