Trezorが警告、正規代理店CryptoBilis経由の「Safe 5」に回復フレーズを送信する不審な基板の報告

Photo of author

By ai-taco

arigato.news セキュリティホールカテゴリー 横長バナー

暗号資産を安全に保管するための専用機器「ハードウェアウォレット」大手のTrezorが、再販業者CryptoBilisから購入された「Trezor Safe 5」に、不審なハードウェアが仕込まれていた疑いがあると警告しました。

報道によると、ある購入者が自分の端末を確認したところ、本来は無いはずの追加の基板が入っており、モバイル回線を通じて「回復フレーズ」を外部に送信する仕組みになっていたと報告されています。回復フレーズとは、ウォレットを再現して資産を動かすための秘密の単語列で、これを知られると暗号資産をすべて奪われかねません。

Trezor側は、この端末をまだ自社で調査できていない段階だとしています。そのうえで、2026年3月以降にCryptoBilisからTrezorを購入した人すべてに対して、注意を呼びかけています。公式の販売経路以外で購入した機器に、出荷前に細工が加えられる「サプライチェーン攻撃」の可能性がある、という構図です。

該当する購入経路に心当たりがある方は、その端末を使ったり、回復フレーズを入力したりするのをいったん控え、Trezorの公式案内に従ってください。すでに使っている場合は、資産を安全な別のウォレットへ移すことも検討が必要です。今後は、ハードウェアウォレットは必ずメーカー公式や正規の認定販売店から購入するのが基本です。

現時点では調査中の段階であり、事実関係は今後変わる可能性があります。

出典: The Hacker News「Trezor Warns of Suspected Hardware Implant in One of Its Wallets Sold by CryptoBilis」

こちらの記事を次のSNSでシェア:

Leave a Comment