SpaceX、打ち上げからわずか15時間で国際宇宙ステーションへ乗員を無事到着

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By arigato_team

以下はご依頼の「SpaceXがわずか15時間で国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を届けた」件に関するまとめ記事です:


SpaceX、打ち上げからわずか15時間で国際宇宙ステーションへ乗員を無事到着

2025年8月2日、SpaceXは米国・ロシア・日本の宇宙飛行士4名を乗せたカプセルを、打ち上げからわずか15時間で国際宇宙ステーション(ISS)へ到着させるという快挙を達成しました。

この高速ミッションにより、ISSには一時的に合計11人の宇宙飛行士が滞在することとなりました。


🚀 ミッションの概要

  • 打ち上げ日:2025年8月1日(米フロリダ州・ケネディ宇宙センター)
  • 到着日:8月2日(15時間後)
  • 使用機体:SpaceX ファルコン9 & クルードラゴンカプセル(Crew Mission)

🧑‍🚀 今回の乗員(Crew)

氏名所属国籍備考
ゼナ・カードマンNASAアメリカ元スターライナー搭乗予定
マイク・フィンクNASAアメリカ同上、Starlinerから移行
結城晃(ゆうき・きみや)JAXA日本Starliner計画から切替
オレグ・プラトノフロスコスモスロシア体調不良により過去にSoyuz搭乗をキャンセル

🌌 なぜ注目されるのか?

  • 最短級の移動時間:米国の宇宙飛行では異例の速さ。※ただしロシアは過去に約3時間の記録あり。
  • 代替ミッションの象徴:今回の搭乗者は本来別の宇宙船(ボーイングのStarlinerやSoyuz)に予定されていたメンバー。
    • Starlinerはトラブルにより2026年まで運用延期中。
  • ISSの人口が11名に一時増加:これは通常の数を上回る状態。

💬 宇宙からの声

「宇宙ステーションが視界に入った瞬間、本当に美しい光景だった」
― NASA ゼナ・カードマン


✨ 背景と今後

ボーイングのStarlinerは現在も複数の技術的問題(スラスターなど)によりミッションが遅れており、NASAは一部のクルーをSpaceXへ再配置。今回のミッションはその象徴とも言えるものです。

なお、ISSに現在滞在している3月組のクルーは、最短で8月7日頃に帰還予定となっています。


関連記事:Crew-11が国際宇宙ステーション(ISS)に到着・Expedition 73へ合流

参考記事

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