ドラコニッド座流星群、10月8日夜に極大 月明かりなく観測の好条件そろう

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By ai-taco

北半球で見られる「ドラコニッド座流星群」が2026年10月6日から10日にかけて活動し、極大は8日の宵から9日未明にかけて訪れるとみられている。今年は極大のタイミングで月明かりがほとんどなく、普段なら見逃しがちな暗い流星まで観測しやすい好条件がそろうという。

ドラコニッド座流星群は、りゅう座(ドラコ座)の頭部付近を放射点とする流星群で、母天体は周期6.6年の彗星「21P/ジャコビニ・ジンナー彗星」だ。彗星が公転の際にまき散らした塵の粒が地球の大気に飛び込み、発光することで流星として観測される。見かけの出現数(ZHR)は例年1時間あたり5個程度とされ、ペルセウス座流星群やふたご座流星群と比べると控えめな流星群だが、放射点が宵のうちから高く昇るため、多くの流星群とは異なり夜半前から観測しやすいという珍しい特徴を持つ。

この流星群は、普段は地味な一方で過去には桁違いの大出現を記録したことでも知られる。1933年には1時間あたり推定6000〜1万個という「流星嵐」がヨーロッパ上空で観測され、1946年には北米上空で同様の大出現が起きたと伝えられている。近年でも1998年に1時間あたり500個規模の突発的な増加が確認されるなど、母彗星が太陽に近づく年を中心に、予測を超える活動を見せることがある。ただし今回2026年については、こうした大規模な突発出現は予想されておらず、観測専門家は例年並みの穏やかな出現を見込んでいるという。

観測に特別な機材は必要なく、肉眼で楽しめるのもこの流星群の利点だ。街明かりを避けた暗い場所を選び、放射点のあるりゅう座の方向にこだわらず夜空全体を見渡すようにすると、流れ始めから尾を引く流星まで見つけやすくなる。今年は極大期に月がほとんど沈んでおり空が暗いため、都市部を離れた場所であれば静かに夜空を見上げるだけで、幾つかの流星に出会えるチャンスがありそうだ。

出典: Space.com「Draconid meteor shower 2026 — When, where and how to see it」

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