iPhoneを狙う攻撃キット「DarkSword」に新型「P7」、暗号資産ウォレットの情報窃取機能を追加

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By tacos14

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iPhone向けの攻撃ツール「DarkSword(ダークソード)」に、これまで確認されていなかった新しい派生版「P7 DarkSword」が見つかったと、海外メディアのThe Hacker Newsが報じています。報告したのはモバイル端末のセキュリティを手がけるiVerifyで、木曜日に公開されたレポートで詳細が明らかにされました。

何が起きたのか
DarkSwordは、iPhoneのセキュリティホールを突いて端末に侵入するための「エクスプロイトキット(攻撃用の道具一式)」です。iVerifyによると、今回のP7は、これまでよく観察されてきた型に比べて、端末内に残す痕跡が小さくなっているほか、キーチェーン(パスワードなどを保管する仕組み)や暗号資産ウォレットの情報を盗む機能が加わっているとされています。さらに、攻撃者のサーバー(C2=指令サーバー)と双方向で通信し、遠隔から命令を受け取れるようになったとも説明されています。

なぜ注意が必要なのか
痕跡が少なくなるということは、被害に遭っても気づきにくくなるということです。また、キーチェーンにはWebサービスのパスワードなど大切な情報が入っていることが多く、暗号資産ウォレットの情報が盗まれれば資産を失うおそれもあります。なお、感染の経路や被害の規模、どのバージョンのiOSが対象かといった詳しい点は、現時点で私たちが確認できた範囲では十分に明らかになっていません。

私たちが取るべき対策
iPhoneをお使いの方は、iOSを常に最新の状態に更新しておくことが基本の対策です。設定から自動アップデートを有効にしておくと安心です。あわせて、見覚えのないリンクや添付ファイルを開かないこと、暗号資産を扱う場合はウォレットの復元用フレーズ(秘密の言葉)を端末内のメモや写真に残さないことも心がけましょう。

出典: The Hacker News「P7 DarkSword iOS Exploit Kit Adds Crypto Wallet Data Theft and Remote Commands」

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