NASAは、ウズベキスタンが「アルテミス合意」の77番目の署名国になったと発表しました。署名は、サマルカンドで開かれた式典で、月曜日に行われました。ウズベキスタンのバヒティヨル・サイドフ外相が国を代表して署名しました。式典は、米国のマルコ・ルビオ国務長官の訪問に合わせて行われたということです。

アルテミス合意は、月・火星などの探査で、各国が守るべき実務的な原則を定めた枠組みです。2020年にNASAと米国務省が、7か国とともに計8か国で立ち上げました。署名国は、平和的かつ透明性を保って探査を行うこと、助けが必要な人を支援すること、科学データへのアクセスを可能にすること、他国の活動を妨げないこと、歴史的に重要な場所や遺物を保存することなどを約束します。
NASAのマット・アンダーソン副長官は、ウズベキスタンは「重要な時期」に加わったと述べ、トランプ大統領がNASAに指示した月面基地の建設と、月面での恒久的な活動の確立に結びつけました。合意の原則が実際の活動に生かされつつあり、志を同じくする国に貢献の機会が広がっているとも語っています。
ウズベキスタンは、宇宙産業の育成と国際的な宇宙の場への参加を目指して、国としての宇宙計画を整えています。同国の学生たちは、国内初の超小型衛星(キューブサット)を開発中で、2028年までの打ち上げを目標にしています。10月初めにトルコのアンタルヤで開かれた国際宇宙会議(IAC)2026では、NASAの担当者が同国のデジタル技術省や宇宙機関ウズコスモスと会い、民生分野での宇宙協力を話し合いました。ウズベキスタンは、2028年の同会議の開催国になる予定です。
NASAは、今後数か月から数年のうちに、さらに多くの国が署名すると見込んでいます。
出典: NASA「NASA Welcomes Uzbekistan as Newest Artemis Accords Signatory」(2026年10月20日)