
AIエージェントやワークフローを作るためのオープンソースツール「Langflow」に、2件の重大な欠陥が見つかりました。IBMが先週公表したもので、アカウントを持たない外部の攻撃者が、認証を回避したり、任意のコードを実行したりできてしまうおそれがあります。Langflowの脆弱性報告はIBMが窓口となっています。
影響を受けるのは、バージョン1.0.0から1.12.8までのすべてのリリースです。「任意のコード実行(RCE)」とは、攻撃者が遠隔からサーバー上で好きなプログラムを動かせる状態のことで、成功すればサーバーの乗っ取りにつながります。セキュリティホールの中でも、ログイン不要で悪用できるタイプは特に危険とされています。
この種のツールは、社内のデータやAIサービスのAPIキーなどを扱うことが多く、乗っ取られた場合の被害が広がりやすい点も心配です。インターネットに公開された状態で運用しているケースでは、とくに注意が必要です。
Langflowを使っている方は、IBMや開発元の案内を確認し、修正済みの最新版へ早めに更新してください。すぐに更新できない場合は、外部から直接アクセスできない設定にする、利用を一時停止するなどの対応を検討しましょう。
出典: The Hacker News「Critical Langflow Flaws Could Let Unauthenticated Attackers Run Code on Servers」