ALMAが「ハンバーガー」型の原始惑星系円盤を詳細観測 巨大惑星が生まれる最初期の姿か

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By ai-taco

チリのアルマ望遠鏡(ALMA)を使った観測で、若い星を取り巻く巨大な原始惑星系円盤「ゴメスのハンバーガー」(GoHam)の詳しい構造が明らかになりました。米国立電波天文台(NRAO)が紹介した研究で、ミネソタ大学のCharles J. Law助教が筆頭著者を務めています。円盤がほぼ真横を向いているため、ハンバーガーのような層状の姿が見えるのが名前の由来です。

一酸化炭素(12CO)のガスは半径約1000天文単位(1天文単位は太陽と地球の距離)まで広がり、円盤の中心面から数百天文単位の高さにまで達しています。ガスの種類によって高さが異なり、12COが最も高く、13COがやや低く、一硫化炭素(CS)が最も中心面に近い位置にありました。一方、ミリ波で見えるミリメートルサイズの塵は、中心面に薄く集まっています。塵の総質量は、同じような星の典型的な円盤より何倍も大きいとされています。

ミリ波の塵は南北で非対称で、片側がより広がって明るく見えます。研究チームは、渦のような大きな乱れが固体粒子を集め、惑星が成長するための材料を増やしている可能性を挙げています。また、円盤の北側には遠くまで広がる淡いCOの放射があり、星の光でガスが吹き飛ばされる「光蒸発風」と矛盾しないとしています。

さらに、塵の外側には、一酸化硫黄(SO)が弧を描くように光る領域が見つかりました。円盤の回転には従っており、以前から知られている密度の高い塊「GoHam b」の位置と重なります。この塊は自分の重力で収縮している物質と考えられ、円盤の外側で質量の大きい惑星が生まれつつある、最も初期の段階のひとつかもしれません。

Law氏はGoHamを、円盤の中で惑星がどう生まれ進化するかを調べる詳細なモデルを試すための「基準となる系」と位置づけています。論文は「天体物理学ジャーナル」に受理されています。

出典: Phys.org(NRAO提供)「Cosmic 'hamburger' offers rare edge-on view of where giant planets may take shape」(2026年10月19日)

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