Windows用バックアップソフト「AOMEI Backupper」の更新サーバーが改ざん、数分間だけバックドアを配布

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By ai-taco

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Windows向けのバックアップソフト「AOMEI Backupper」で、メーカー自身の更新サーバーが攻撃者に改ざんされていたことが、セキュリティ専門メディアThe Hacker Newsの報道で明らかになりました。攻撃者は2026年5月から7月にかけて、更新用ファイルを繰り返しすり替えていたとされています。

手口の特徴は、改ざんの「時間の短さ」です。1回の改ざんは5〜10分ほどで、その間にたまたま更新を確認したAOMEI Backupperだけが、不正なファイルをダウンロードして実行してしまう仕組みでした。報道によれば、この不正ファイルは「バックドア」、つまり攻撃者が外から端末に出入りするための裏口を設けるプログラムです。短時間だけ改ざんすることで、発見されにくくしていたと考えられます。

このように、利用者が信頼している正規のソフトや更新の仕組みを経由してマルウェアを届ける手法を「サプライチェーン攻撃」と呼びます。怪しいサイトからソフトを入れたわけではなく、公式の自動更新が入口になるため、利用者が自力で見抜くのはとても困難です。バックアップソフトは端末内の大量のデータに触れられる権限を持つことが多く、狙われると影響が大きくなりがちです。

この種のセキュリティホールに近い問題は、ソフト本体の欠陥ではなく配布経路の乗っ取りである点が厄介です。AOMEI Backupperを使っている方は、2026年5月〜7月ごろに更新を行った覚えがないか確認し、メーカーや信頼できるセキュリティ機関の公表情報で影響の有無や対処方法を確認してください。念のためセキュリティソフトでのフルスキャンも有効です。なお、本稿は速報の概要に基づいており、詳細な影響範囲は今後の続報で変わる可能性があります。

出典: The Hacker News「Attackers Tampered with AOMEI Backupper's Update Servers for Minutes to Deliver a Backdoor」

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