
米シスコ(Cisco)は水曜日、企業向けのメール防御製品「Secure Email Gateway」に見つかった深刻なセキュリティホール(脆弱性)が、すでに実際の攻撃に悪用されているとして注意を呼びかけました。
問題は、ログイン(認証)をしていない外部の送信者でも、機器のOS上にファイルを書き込めてしまうというものです。攻撃者は、細工した添付ファイル付きのメールをこのゲートウェイ経由で送りつけるだけでよく、成功すれば機器の内部に踏み込む足がかりを得られる可能性があります。
Secure Email Gatewayは、迷惑メールやウイルス付きメールを社内に入れないための「関所」の役割をする製品です。その関所自体が攻撃の入口になるため、影響は小さくありません。メールは外部から必ず届く仕組みなので、攻撃者にとって接触しやすい点も厄介です。
この製品を自社で運用している組織は、Ciscoの公式アドバイザリで該当バージョンかどうかを確認し、案内された修正版への更新や回避策を早急に適用してください。個人の方が直接影響を受ける製品ではありませんが、勤務先や取引先がこの製品を使っている場合は、情報システム担当者へ確認を促すのがよいでしょう。