
LGのスマートテレビに搭載されているOS「webOS」に、3つのセキュリティホール(脆弱性)が見つかりました。セキュリティ情報を扱うSSD Secure Disclosureが10月12日に公表したもので、これらを連鎖させると、同じ家庭内・オフィス内のネットワークにつながった攻撃者が、テレビの所有者によるPIN入力や操作なしに、特定のテレビで「root」(最高管理者権限)を得られるとされています。
rootを握られると、テレビ内のアプリや設定を自由に書き換えられるため、盗み見や不正なアプリの設置などにつながる可能性があります。ただし、攻撃にはテレビと同じローカルネットワーク内にいる必要があり、インターネットの外から直接狙われる種類の欠陥ではありません。
LGはすでに修正を公開したと報じられています。対策としては、テレビのソフトウェア更新を確認して最新にすること、自動更新の設定を有効にしておくことが基本です。あわせて、来客用のWi-Fiと家庭内機器用のネットワークを分ける、信頼できない機器を同じネットワークにつながないといった工夫も有効です。
出典: The Hacker News「LG Smart TVs Vulnerable to Pre-Auth Root Takeover From Local Network」