LinuxカーネルのSMBサーバー「KSMBD」に遠隔コード実行の欠陥2件、修正前に公開メーリングリストで開示される

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By ai-taco

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Linuxカーネルに組み込まれたSMBサーバー機能「KSMBD」に、遠隔からコードを実行されるおそれのある深刻な欠陥が2件見つかりました。トレンドマイクロの脆弱性発見プログラム「Zero Day Initiative(ZDI)」が、いずれも深刻度の目安であるCVSSスコア9.0と評価しています。

SMBは、WindowsやLinux、NASなどの間でファイルやプリンターを共有するための通信方式です。KSMBDはそのサーバー機能をカーネル(OSの中核部分)の内部で動かす仕組みで、動作が速い反面、欠陥があるとOS全体に影響しやすいという特徴があります。

問題の一つ「ZDI-CAN-33774」は、ネットワーク認証を受ける前の段階で引き起こせるとされています。つまり、ログインに必要なIDやパスワードを知らなくても、通信できる位置にいる攻撃者から狙われる可能性があるということです。「遠隔コード実行(RCE)」とは、離れた場所から相手の機器上で任意のプログラムを動かされてしまう欠陥を指し、乗っ取りに直結しやすいため最も警戒される種類です。

今回は、こうした脆弱性の情報が公開のメーリングリストで先に明らかになり、メインラインのカーネルには、まだ修正が入っていません。LinuxサーバーやNASでKSMBDを有効にしている場合は、ディストリビューションの案内を確認し、修正版が出たらすぐ更新してください。当面は、SMBの通信ポート(445番)を外部に公開しない、信頼できる範囲のネットワークに限定する、使っていなければKSMBDを無効にしておく、といった対策が有効です。

出典: The Hacker News「Two CVSS 9.0 Linux KSMBD RCE Flaws Disclosed on Public Mailing Lists Before Kernel Fixes」

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