溶岩の惑星TOI-561bに「ケイ酸塩の雲」か ウェッブ望遠鏡の観測で、入射光の約4分の3を反射

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By ai-taco

ウォータールー大学(カナダ)などの研究チームが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測をもとに、溶岩に覆われた系外惑星「TOI-561 b」が、蒸発した鉱物の雲を含む反射性の大気をまとっている可能性を報告しました。Phys.orgが伝えています。

TOI-561 bは、恒星のすぐ近くを回る岩石惑星で、地表が溶けた岩の海で覆われていると考えられています。チームはウェッブ望遠鏡の分光装置NIRSpecで、約37時間にわたり観測しました。これは、惑星が恒星の周りをほぼ4周する時間にあたります。

その結果、昼側の温度は、恒星に近い「むき出しの暗い岩」から予想される温度よりずっと低いことが分かりました。夜側が温かくて熱が運ばれている、という説明でも差を埋められません。チームは、この惑星が当たった恒星光の約4分の3を反射していると見積もっています。これは金星と同程度の反射率です。

気候モデルによると、昼側では二酸化ケイ素(SiO2)やケイ酸マグネシウム(MgSiO3)といった岩石成分が蒸発し、雲をつくりうるといいます。この雲が「日よけ」のように働いて惑星を冷やし、大気を保つ助けになっている可能性があります。

大気の成分はまだ決まっていません。金星をさらに熱くしたような濃い二酸化炭素の大気か、木星の衛星イオのような二酸化硫黄に富む大気かが候補です。チームは今後、ウェッブ望遠鏡でより長い波長を観測して調べる計画です。研究は天文学の専門誌「The Astronomical Journal」に掲載されました。

出典: Phys.org「Clouds on a lava planet challenge what astronomers expected」(2026年10月26日)

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