ウェッブ望遠鏡、灼熱の系外惑星WASP-17bの大気の「本当の形」を描く

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By ai-taco

コーネル大学と英ブリストル大学の研究チームが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測データから、ホットジュピター(恒星のすぐ近くを回る高温の巨大ガス惑星)「WASP-17b」の大気の形を明らかにしました。この惑星は地球から約1,300光年の距離にあります。論文は「Nature Astronomy」に掲載されました。

使われたのは「トランスミッション・ストリング」と呼ばれる新しい手法です。惑星が恒星の前を横切る際、大気の縁を通り抜けてくる光を様々な角度から捉えます。従来の方法では縁全体の平均的なスペクトルしか得られませんでしたが、この手法では縁の場所ごとの違いを調べられます。

結果、大気は円形でありながら非対称で、片側がより広がっていることが分かりました。赤道の夕方側は、昼側から熱風で運ばれた高温の大気によって膨らんでいます。一方、朝側は夜側を通過して冷えているため、広がりが小さくなっています。

組成と温度の変化(赤道から極、昼側と夜側の差)は、理論や他のモデリング手法の予測と整合しました。赤道付近の強い帯状のジェット気流が熱と物質を昼側から夜側へ運んでいると解釈されています。筆頭著者のリリ・アルダーソン博士らは、確認済みの6,000個以上の系外惑星との比較に役立つ基準になるとしています。

出典: Phys.org「Trailblazing technique uncovers real shape of scorching-hot exoplanet atmospheres」(2026年10月14日)

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