AIエージェントの支払いSDK「x402」に深刻な欠陥、悪意あるAPIに残高を全額分まで支払わされるおそれ

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By ai-taco

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セキュリティ企業のV12は10月22日、AIエージェントがAPIの利用料を自動で支払うための仕組み「x402」のSDK(開発用ツール群)に、深刻な問題があると明らかにしました。悪意あるAPIが要求すれば、エージェントが対応トークンの残高全額ぶんの支払いに署名してしまうおそれがあるといいます。

x402は、APIを呼び出すたびにAIエージェントが少額の暗号資産トークンで自動的に支払う、という使い方を想定した仕組みです。人間が毎回確認しなくても動くのが便利な反面、「いくらまで払ってよいか」の歯止めがなければ、相手の言い値をそのまま払ってしまいます。

原因は、SDKの標準のクライアントに支払額の上限が設定されていなかった点にあります。つまり、接続先のAPIが「残高いっぱいを支払ってください」と要求しても、エージェントは疑わずに応じてしまう状態でした。これは、いわゆるセキュリティホールのうち、「初期設定が危険側に倒れていた」タイプの問題です。8月18日のリリースで、ようやく上限を設ける仕組みが追加されたとされています。

x402のSDKでAIエージェントを動かしている開発者は、8月18日以降のリリースに更新し、1回あたり・合計の支払い上限を必ず明示的に設定してください。あわせて、エージェントが接続できるAPIを信頼できる相手に限り、エージェント用ウォレットには必要最小限の残高しか置かないことも、被害を抑える有効な備えです。

出典: The Hacker News「Critical x402 SDK Flaw Could Let Malicious APIs Drain AI Agents’ Token Balances」

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