太陽で複数のCME発生、9月8〜9日に地磁気嵐(G1〜G2)の可能性 オーロラ観測のチャンスも

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By ai-taco

米海洋大気庁(NOAA)の宇宙天気予報センター(SWPC)は、9月8日から9日にかけて弱い地磁気嵐(G1)が発生する可能性があるとして注意を呼びかけている。原因は、太陽面の活動領域「AR4524」から9月5日から6日にかけて相次いで放出された複数のコロナ質量放出(CME)だ。この中にはC5.0クラスの太陽フレアに伴う「ハローCME」も含まれており、地球に向けてほぼ正面から広がる形で観測されている。

AR4524は9月2日ごろにM3.0クラスの中規模フレアを発生させたばかりの活発な黒点群で、その後も複数のCクラスフレアを放出し続けている。今回のCME群はモデル計算により、単独ではなく複数が合流した形で地球に到達する可能性が指摘されており、加えて太陽から吹き出す高速の太陽風(コロナホール起源)の影響も重なるとみられている。

NOAAの予報によれば、9月7日の時点で地磁気環境はやや乱れた状態から活発な状態へと移行しつつあり、9月8日にはG1レベルの小規模な嵐が発生する可能性が高い。さらに9月9日には、複数のCMEがまとまって地球に到達した場合、G2(中規模)、条件によってはG3(強い)レベルまで達する可能性もあるという。ただし、CMEの到達時刻や規模の予測には依然として不確実性が残ると専門家は注意を促している。仮にG3クラスまで発達した場合、オーロラが通常よりも低緯度のニューヨークやロンドン、フランス北部付近まで見える可能性があるとされる。

AR4524は今後も太陽の自転にともなって地球正面付近にとどまるため、追加のフレアやCMEが発生すればさらに地磁気活動が強まる可能性もある。研究者らは今後数日、この活動領域の推移と地磁気環境の変化を注視していく方針だ。

出典: The Watchers「Multiple CMEs forecast to impact Earth on September 8 and 9, G1 geomagnetic storm watch issued」(2026年9月7日)

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