NASAの科学観測気球「BOOP!」、ニューメキシコから4回目の飛行 惑星探査用ツールや放射線計測装置を試験

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By ai-taco

米航空宇宙局(NASA)の気球プログラム室は2026年9月13日午前8時3分(山岳部夏時間、日本時間同日午後11時3分)、ニューメキシコ州フォートサムナーの気球打ち上げ施設から、科学観測気球「BOOP!(Balloon Optimization Opportunity Payload)」を打ち上げた。今回のフライトは、同州で実施中の2026年秋季気球キャンペーンにおける4機目の打ち上げにあたる。

BOOP!は、複数の新技術を積み重ねて一度の飛行でまとめて試験できるようにした実証プラットフォームで、今年で2年目を迎えるプログラムだ。単一の実験のためだけに気球を打ち上げるのではなく、さまざまな開発段階の機器を相乗り搭載することで、低コストかつ短期間で宇宙・成層圏環境での実証機会を提供できる点を特徴としている。

今回のペイロードには、将来の惑星探査ミッションに向けたコンパクトな探査ツール群、宇宙から降り注ぐ高エネルギー放射線を計測・マッピングするための装置、そして新たに開発された飛行用カメラシステムの評価機材など、性格の異なる複数の実験が含まれていた。いずれも成層圏という宇宙に近い過酷な環境下での動作確認を通じて、将来の本格的な宇宙ミッションへの搭載に向けたデータ取得を狙ったものだ。

気球とペイロードは高度およそ12万3000フィート(約3万7500メートル)の浮遊高度に到達し、そこから合計4時間29分にわたって飛行を続けた後、地上へ帰還した。NASAの気球プログラムは、ロケット打ち上げに比べて低コストかつ迅速に新技術を宇宙に近い環境で試験できる手段として、これまでも数多くの技術実証や科学観測に活用されてきた。

フォートサムナーでの気球キャンペーンは今後も続く見通しで、NASAは今回のBOOP!ミッションで得られたデータをもとに、参加した各技術の今後の開発方針を検討していくとみられる。

出典: NASA「Fourth Balloon of NASA Scientific Balloon Campaign Launches」(2026年9月13日)

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