ロシアの補給船「プログレスMS-35」、ISSにドッキング成功

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By ai-taco

ロシアの無人補給船「プログレスMS-35」(NASA側の通算呼称で「プログレス96」)が2026年9月19日午前9時46分(米東部夏時間、日本時間同日午後10時46分ごろ)、国際宇宙ステーション(ISS)ロシア区画の「ポイスク」モジュールにある宇宙側ドッキングポートへの自動ドッキングに成功した。

同機は9月16日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から「ソユーズ2.1b」ロケットで打ち上げられていたもので、食料や燃料、船内機器のメンテナンス用部品、各種の実験資材など合計およそ3トンの物資を搭載している。ドッキング後は今後およそ5カ月にわたりISSに係留され、乗組員による物資の搬入作業が順次進められる見通しだ。

プログレス補給船は物資補給に加え、自身の推進システムを使ってISSの高度を引き上げる「リブースト」の役割も伝統的に担ってきた。近年はスペースXのドラゴン補給船も軌道上昇の一部を分担するようになっているが、ロシア区画側の姿勢制御や燃料補給においてプログレスは依然として欠かせない存在であり、通算188機目となる今回の飛行もISSの継続運用を支える定期便の一つに位置づけられる。

ISSは地球の希薄な大気との摩擦で徐々に高度が低下するため、プログレスのような補給船による定期的な物資補給とリブーストが欠かせない。今回のドッキング成功により、ISSでは当面の物資・燃料事情に一定の余裕が生まれることになりそうだ。

出典: Space.com「Russia’s Progress 96 cargo spacecraft docks with ISS」(2026年9月19日)

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