アルテミスII船長・操縦士のワイズマン氏とグローバー氏、NASA名誉宇宙飛行士に

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By ai-taco

NASAは2026年9月9日、有人月周回ミッション「アルテミスII」で船長を務めたリード・ワイズマン氏と、操縦士を務めたビクター・グローバー氏の2人が、現役宇宙飛行士としての任務を終え、「名誉宇宙飛行士(エメリタス)」制度に移行すると発表した。

アルテミスIIは2026年4月に実施され、アポロ計画以来となる有人での月周回飛行を成功させたミッションだ。ワイズマン氏は船長として、グローバー氏は操縦士としてそれぞれ搭乗し、これまでの豊富な飛行経験をミッションに生かした。ワイズマン氏は国際宇宙ステーション(ISS)に165日間にわたり滞在した経験を持ち、グローバー氏はスペースXのクルードラゴンによる初の定期有人ミッション「クルー1」に搭乗した経歴を持つベテランだ。

名誉宇宙飛行士制度は、高度な技術・専門知識を持つ元宇宙飛行士が、現役スタッフの訓練や指導といった形でNASAの活動を支え続けられるようにする仕組みだ。グローバー氏は今後、宇宙航空分野やリーダーシップ、公共サービスに関する取り組みでNASAを支援するとともに、母校であるカリフォルニア・ポリテクニック州立大学(カル・ポリー)で指導的な役職に就くことも明らかにされている。

今回の発表は、アルテミス計画が次の段階へ進む節目とも重なる。NASAは今後、月面着陸を目指す「アルテミスIII」に向けた準備を本格化させる方針で、名誉宇宙飛行士となった2人の豊富な経験を、新世代の宇宙飛行士育成や今後のミッション計画に生かしていくとしている。

出典: NASA「NASA Names Two Artemis II Astronauts to Emeritus Program」(2026年9月9日)

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