独イザー・エアロスペース、欧州大陸から初の軌道到達に成功 小型ロケット「Spectrum」2回目の飛行で

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By ai-taco

ドイツの新興企業イザー・エアロスペース(Isar Aerospace)が開発した小型ロケット「Spectrum(スペクトラム)」が、2026年9月5日22時12分(中央欧州夏時間)、ノルウェー北部のアンドヤ宇宙基地から打ち上げられ、軌道への到達に成功した。欧州大陸(西欧域内)の地からロケットが軌道投入に成功したのは、これが史上初めてとなる。

今回の打ち上げは「Onward and Upward」と名付けられたSpectrumロケットの2回目の飛行だった。初号機は約17か月前の打ち上げで機体制御を失い、離陸から1分足らずで地上に落下していた。今回は打ち上げから約4分後に軌道へ到達し、教育・商業用途の小型キューブサットなど複数の衛星を軌道上で分離した。

Spectrumは全長28メートル、直径2メートル、10基のエンジンを備え、低軌道に最大1000キログラムの打ち上げ能力を目指す小型ロケットだ。欧州は従来、南米フランス領ギアナのクールー射場から自前のロケットで衛星を打ち上げてきたが、欧州本土からの軌道到達はこれまで実現していなかった。

今回の成功は、欧州が官営に依存しない独自の商業打ち上げ能力を確立することを目指す「欧州ローンチャー・チャレンジ」構想における重要な一歩とされる。欧州宇宙機関(ESA)も打ち上げの様子を公開しており、今後は同種の欧州発商業ロケットの実用化競争が加速するとみられる。

出典: Bloomberg(2026年9月5日)

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