ハッブルとウェッブが「ネコの頭星雲」を撮影 りゅうこつ座星雲の暗黒の柱

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By ai-taco

NASAのハッブル宇宙望遠鏡とジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、りゅうこつ座星雲(カリーナ星雲)の中にある「ネコの頭星雲」を捉えた画像が公開されました。りゅうこつ座星雲は、地球から約7500光年先にある、星が盛んに生まれる巨大なガスと塵の雲です。

ハッブルの可視光画像では、光を通さない暗褐色の塵の柱が、背を向けて座るネコのように見えます。頭は右を向き、赤く輝く「目」があります。柱の右縁には黄色くかすんだ縁取りがあり、周囲のガスは上側で青や水色に、下に向かって黄色・橙・赤へと変わっていきます。

ハッブルが撮影したネコの頭星雲の可視光画像
ハッブルが可視光で撮った画像です。暗い塵の柱が、背を向けて座るネコのような形に見え、頭の部分には赤く光る目があります。 Credit: NASA, ESA, STScI; Image Processing: Joseph DePasquale (STScI)

ウェッブの近赤外線では、塵が透けて柱の表面の細かな構造が見え、背景の暗い銀河や、塵に包まれた星も写っています。「目」は黄色に見えます。中間赤外線では、星の光で温められた塵や炭素を含む分子の放射が構造をなぞり、右側に、塵に埋もれた生まれたての星とみられる明るい黄色の天体が見えます。

この形は、近くの重い星が放つ強い紫外線と星風に削られてできたと考えられます。柱の中の密度の高い部分は、少なくとも今のところは削られずに残っています。赤や黄色の「目」は、塵に埋もれた若い星かもしれません。この星雲もいずれ、星が生まれて進化するにつれて散っていく一時的なものだとされ、2つの望遠鏡の異なる見え方が、星形成の研究に役立ちます。

出典: NASA「Ghostly Cat’s Head Nebula Lurks Within Sight of NASA’s Hubble, Webb」(2026年10月29日)

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